2006年2月23日~3月1日の間、電解ワインの普及の為にハンガリーに行って来ました。
目的地はハンガリー東北部にあるトカイ市にあるTOKAJIワインの工場。

写真のようにトカイ地方は昔から有名なワインの産地で貴腐ワインと呼ばれる、デザートワイン(甘いワイン)が有名です。
トカイの生産量は大きく、ヨーロッパでは非常に有名なワイナリーで私が訪問した日もイタリア、フランスからお客さんがひっきりなしに来ていました。
今回は弊社の電解ワインの記事がAP通信から世界に発信された事もありトカイワイン側が関心を持ち、電解装置を私が持参しトカイのラボで実験を行ってきました。


実験はトカイの工場長さんを始めプロセスマネジャーの方々の立ち会いで行いました。

結果は、「確実に熟成がかかっている味に変化している。」との意見をトカイの技術者の皆様から率直にお聞きすることができました。この結果は当然と言えば当然の結果であります。
私が驚いたのは有名なワイナリーの偉い技術者はこの技術を認めるのは珍しいことですが、トカイの技術者は手放しでこの変化に絶賛の言葉を発した事です。
電解ワインは確実に世界に認められたのです。現在、トカイワインもこの技術を導入したいとのことで、現在ビジネスベースの話し合いを行っていところです。
電解ワインにトカイの技術者も感動して頂き、普通では見ることが出来ないと言う100年以上前のワインも保存していると言う、ハンガリー国営の地下倉庫に招待されました。
この黒綿に包まれたワインのような瓶これ何???


実はこの綿のような物は黒カビの一種で招待された洞穴の中に生息するカビである。このカビによりワインの保温、保湿が一定に保たれ、ワインの長期熟成が可能に成っているとのことです。

この大きな洞穴には数千本以上のワインが保管されているとのこと。
私も1957年、1963年の貴腐ワインの長期熟成品をいただきました。味は電解ワインで作られるなめらかさ、かるさなど非常ににた感じを受けました。(当たり前のことですが…)
電解ワイン、電解ワイン、電解ワイン 間違いなく今後ヨーロッパにこの技術が広がるとの確信を持って帰国しました。
当社からも近々、トカイの貴腐ワインの電解熟成バージョンを販売する予定です。ご期待ください。電解ワイン、電解ワイン、電解ワイン!!!

電解ワイン、電解ワイン、電解ワイン、電解ワイン、電解ワイン バンザイ!!
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